本書はそれらの疑問にこたえて、専門分野に必要な統計の基本概念や理論、ＳＰＳＳの基礎的な操作方法、ＡＰＡに準拠した論文への記載例をまとめた。また、妥当性の論証に関する検証方法や有意性検定の問題点に対処する方法、効果量の目安となり得る最新の知見なども紹介している。基礎から実践、まとめまで、教科書としても使える役立つ一冊。

アンケート調査で得られたデータを多変量解析の手法で分析するための進め方を、入力から結果の読み取り方まで、手順を追って解説。SPSSを使い始めたばかりの読者にも、はじめて多変量解析を学ぶ学生・研究者にも、重回帰分析、数量化理論Ⅰ類、ロジスティック回帰分析から判別分析、主成分分析、コレスポンデンス分析まで、すぐに実用に役立つよう書かれている。

アンケートをとるための準備から、調査票の作成、集計の方法、グラフ化を含めた解析の方法までを、統計ソフトＳＰＳＳを使って実用に即して解説する。基礎的な統計学の知識も学びながら、手順どおりに画面をクリックしていくだけで誰にでもアンケート調査の解析手法とその手順や読み取り方が理解できる必携のハンドブック。

初めてアンケート調査おこなうという読者のための、統計ソフトＳＰＳＳを使ったわかりやすい入門書。失敗しない調査の準備・進め方から調査票の作成ポイント、調査結果の考察まで、初心者でも迷わずに進められる。相関分析や独立性の検定、ノンパラメトリック検定、主成分分析、因子分析、判別分析、ロジスティック回帰分析など、アンケートの解析に必要な手法を解説。

アンケート調査の集計でいちばん困るのは、カテゴリカルデータの数量化。本書では、統計ソフトSPSSを使って、データの最適な処理方法やカテゴリの数量化、信頼性分析からアンケート調査における差の検定、多重応答分析やコレスポンデンス分析までをやさしく解説する。出力結果の解説つきで、論文・レポートの作成にすぐに使えて役に立つ便利な一冊。

“データ分析を論文・レポート作成や業務などに使わなければならないけれどあまり詳しくない”という学生，研究者やビジネスパーソンのための定本．“前提条件→手順→読みとり”を明記し，→レポート・論文での“示し方”までカバーする，という定型化した構成ですばやい読み進めも可能．明快な解説を的確にたどり，“見よう見まね”から“考えて行う”データ分析へ踏み出そう．

本書では、目的にあったデータ収集や入力のコツ、データの加工法について、ウェブショップの顧客データや雑誌のアンケート事例などを用いて具体的に解説する。さらには、異なる手続きを一度で済ませたいとき、同じ手続きをコピペしたいとき、計算を手早く済ませたいときなどに使うシンタックスも多数紹介。

統計ソフトＳＰＳＳを使えば複雑な数式に煩わされることなく、重回帰分析、主成分分析、因子分析、判別分析、クラスター分析から多次元尺度法に至るまで、計算結果も必要な図も瞬時に得られる。本書の指示通りにデータを入力・クリックし、図とグラフで理解したら、統計初心者でも多変量解析の面白さが実感できる。

ＳＰＳＳの使い方に慣れていない人でも、指示通りにデータを入力、クリックするだけで分析は完了、出力結果の読み取りもポイントを押さえた解説ですぐ理解できるように書かれている。入門書であっても必要な統計学の知識が得られるように、グラフ表現や度数分布表、相関と回帰、推定と検定、クロス集計表、分散分析、時系列データ、……と内容は盛りだくさん。

ていねいでわかりやすい、クリックするだけの統計入門。本書の指示する通りにクリックし、【出力結果の読み取り方】をきちんと読めば、分散分析と多重比較が、だれでも簡単に理解できる。ＳＰＳＳを立ち上げたら、分散分析も思いのまま。