入門 多変量解析の実際
著者: 朝野 熙彦
文庫: 304ページ
出版社: 筑摩書房 (2018/5/10)
言語: 日本語
ISBN-10: 4480098615
ISBN-13: 978-4480098610
発売日: 2018/5/10
書籍内容
21世紀に入り、統計学とデータサイエンスは社会からますます注目を集めるようになっている。多変量解析はデータを扱ううえで有効なツールのひとつだが、実際には「分析の結果が何を意味するのかわからない」とか、「分析の仕組みがわからない」という人も多いはず。本書は因子分析、重回帰分析、クラスター分析などの主要な分析法について、できるだけ絵と言葉でポイントを解説。各方法の使い方、トラブル・シューティング、分析の心構えなど、マーケティング分野での多変量解析の応用に長年携わってきた著者ならではの「ユーザー視点のノウハウ」を伝える。実務家必須の入門書。
目次
1 ウォーミングアップ―下準備と本書のパノラマ
2 コレスポンデンス分析と数量化理論3類―製品やブランドをポジショニングする
3 主成分分析―情報を集約する
4 因子分析―隠された構造を可視化する
5 クラスター分析―新しいセグメントを発見する
6 重回帰分析と数量化理論1類―市場性を予測する
7 正準相関分析と判別分析―多変量解析の総本山に迫る
8 コンジョイント分析―新製品のコンセプトを開発する
9 トラブル・シューティング
10 ユーザーのための多変量解析